Excel2016やoffice365 Pro Plus で使えるようになったMAXIFS関数MINIFS関数です。
従来は条件を指定した中で最大値や最小値を出すのは結構大変でした。
※古いExcelバージョンでは以下の式を使ってください。
指定した条件の中から最大値を抽出する(MAX)
指定した条件の中から最小値を抽出する(MIN)[0]を無視する
MAXIFS関数MINIFS関数を使ってみます。
下図のような表があり、その中から条件を指定して「最大値」「最小値」を求めていきます。
最大値条件:顧客A、りんごの最大値
以下のような式になります。
=MAXIFS(C2:C10,A2:A10,"A",B2:B10,"りんご")
関数の引数ダイアログは以下のようになります。
最大値には、値を返したいセル範囲を指定します。
条件範囲1には、条件を指定したいひとつめの範囲を指定します。
条件1には、条件範囲1の中から取り出したい条件を指定します。
条件範囲2以降も1と同様に指定していきます。
MAXMINも同じような条件指定となります。
最小値条件:顧客A、みかんの最小値
=MINIFS(C2:C10,A2:A10,"A",B2:B10,"みかん")
両方の結果は以下のようになります。
Aのりんご最大値:50
Aのみかん最小値:35