Excelブックの共有したファイルで自分だけ開けない、開いたシートのレイアウトが違う等の解決方法

Excelファイルには「ブックの共有」という機能があり、これを使うと同時に複数人が開いて編集することが可能になるので便利です。
よく使う人も多いと思います。

このブックの共有機能を使っているファイルで、他の人達は問題ないのに、自分だけが急に開けなくなった、エラーが出るようになった、開けるけど行列が非表示になってレイアウトが違う、などした場合の対処方法です。

こちら・・・



該当のファイルを正常に開ける人に協力してもらいます。

自分も他の人達にも該当のファイルは閉じておくようにしましょう。

1、「表示」タブから「ユーザー設定のビュー」をクリックして「ユーザー設定のビュー」ダイアログボックスを開きます。

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2、仕事でExcelを使っている場合、オプションのユーザー名の設定のところで名前を入れていることが多いと思いますが、この「ユーザー設定のビュー」にはその名前が表示されています。
共有ファイルを上書き保存すると、そのユーザー名が自動的にここに表示されるようになっています。

意識して使う場合はレイアウトを設定してユーザー設定のビューに保存して・・・と便利に使うことができるのですが、あまり活用していない人がほとんどだと思います。

しかし念のため、他の人の名前は消さずに、自分の名前だけ選択して削除しましょう。

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3、名前が削除できたら「ユーザー設定のビュー」ダイアログボックスは「閉じる」で閉じます。

4、Excelファイルを必ず上書き保存してから閉じます。

これで問題が解決できるか確認してください。
もし解決しない場合は、先ほどの「ユーザー設定のビュー」に入っている名前を全て削除して上書き保存し、再度開けるか確認してみましょう。

※ユーザー設定のビューは各人のビューを記憶しているため、開いたときに人によって表示が異なることがありますが、これ自体は不具合ではありません。

いちいち設定を保存させたくない、という場合は「ブックの共有」ダイアログボックスの「詳細設定」タブで「個人用ビュー」のチェックを解除して保存しておくと良いでしょう。

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以上

「ブックの共有」ボタンが消えてお困りの方はこちら↓
【Excel2016、office365 Pro Plus】「ブックの共有」ボタンが消えた!から追加する方法