半角カタカナでも全角カタカナでも、とにかくカタカナが混ざっているセルを見つけたい場合です。
下図のようにデータの中にカタカナが混ざっていたら、隣のセルに「1」というフラグを立てる方法をご紹介します。
こちら・・・
B2セルに以下の式を入力します。
=IF(LENB(JIS(A2))-LENB(ASC(A2))=0,"",1)
すると以下のような結果になります。
カタカナ混じりのセルだけを見つけています。
後はフィルタをかけて抽出すればOKです。
LENB・・・半角文字は1バイト、全角文字は2バイトで返します。
JIS・・・半角の英数カナ文字を全角の英数カナ文字(2バイト)に変換します。
ASC・・・全角の英数カナ文字を半角の英数カナ文字(1バイト)に変換します。
IF・・・もし〇〇ならば、真の場合と儀の場合を返します。
上記の関数からはじめに出てくる「(LENB(JIS(A2))」ではセルの文字を全て全角に変換してバイト数を数えています。
次に出てくる「LENB(ASC(A2))」ではカタカナ以外は2バイト、カタカナは半角に変換して1バイトで数えています。
この2つを引き算して数が一致してなければフラグを立てる、ということです。
またこの式は半角英数字でも使えます。
※半角英数字と分けたい場合などは以下のようなページもありますので良かったらご覧ください。
文字列の中から数字を取り出す(検索しやすい記号などがある時)