【Excel2016 SWITCH関数】条件から結果を抽出するのに便利、IFやVLOOKUPの合わせ技のように使える

Excel2016やoffice365 Pro Plusで使える便利な関数です。

新しいIFS関数は照会しましたが、求める値が「Aならば◎、Bならば△・・・」などと固定してるものならば、SWITCH関数が便利です。
VLOOKUP関数のように別のセルに表を作成しておく必要もなく、従来のIF関数のように何度も何度もIFやカッコを入れ子にする必要がありません。

例えば以下のような表があります。

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条件は以下のようにしてみます。
Aならりんご
Bならみかん
Cならぶどう

式は以下のようになります。

=SWITCH(A2,"A","りんご","B","みかん","C","ぶどう")

最初に参照するセルを指定すれば、後は条件をそのまま入れていくような感覚で作成できます。
後から見たときにもすぐに理解しやすく編集も簡単です。
関数の引数ダイアログで入れる場合は下図のようにします。
これもそれぞれの条件にそのまま入力するだけなので分かりやすくて簡単です。

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結果は以下のようになります。

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※関数の挿入ダイアログに同関数が入っていないバージョンの古いExcelで開いた場合、エラー表示になったり更新できなかったりしますので、互換性に注意しましょう。