【WORKDAY.INTL】指定した曜日の日付だけを連続で挿入したい(月,木だけ表示とか)

例えばセルに日付を入力して下方へオートフィルコピーをすれば、日付は連続で挿入できます。

しかしこれを「月曜日」と「木曜日」だけの日付で連続挿入したい、さらに祝日だったら避けたい、となったらコピーでは上手くできません。

この「WORKDAY.INTL」関数を利用していきます。

この関数は指定した曜日だけを表示できますので、月木だけではなく、金曜日だけとか、水木だけとか、自由に指定できますし、祝日を避けることも可能です。

次に・・・



まずは事前に祝日を記載したセルを用意しておく必要があります。
ここは手入力となります。

別シートへ入力してもOKですが、今回は見やすいように同じシートへ記入したデータで説明していきます。

下図のようにC列へ祝日を入力しておきます。(本来はもっとあるものですが省略して9月ぶんのみとします)

A列に月曜と木曜を挿入したい場合、先頭の日付だけは手入力で入れておいてください。
下図ですと、A2だけあらかじめ手入力しています。

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A3に以下の式を挿入します。

=WORKDAY.INTL(A2,1,"0110111",$C$2:$C$3)

この式を入力したら下方へオートフィルコピーをします。
下図のように月曜と木曜のみが表示されるようになりました。

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【解説】
WORKDAY関数と似ていますので、日数を何日追加していくとか祭日のセルを指定するとか、このあたりは分かりやすいと思います。

分かりにくいのは「週末」部分ですね。

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「週末」には必ず7文字入力します。
この7つの各文字は月曜日から始まる各曜日を表します。

文字列に使用できるのは「1」および「0」のみで、「1」は休日を表し「0」は稼働日を表します
例えば「0000011」と指定した場合、土曜日と日曜日が休日となります。

※1111111は無効な文字列です
※必ずダブルクォーテーションで挟みます「"0000011"」

上記を踏まえて見ると、

「開始日9/3から、1日ずつ足して、月曜と木曜のみを指定し、祝日を避けて表示する」

という意味になっています。

以上